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さて、次はオズモーネ平原へ。
入口付近は飛んでるモンスターが多いので逃げ回ること数回。
だって、パーティ皆剣とか、斧とか槍なんだもん。
ポーション、エアロの魔片×2ジャックブーツを拾い、無事何とかガリフの里へ。
ガリフ族の戦士「何だ、お前?ここはガリフの住む里だ。ヒュムの子供が訪ねてくるような所じゃないぞ。」
うん。私もできればこんな遠くまでは来たくなかったんだけどね。
そこへガリフ族の戦士長登場
戦士長「彼らはただの旅人だ。彼らがオズモーネを越えてきたのを見た。かなり腕の立つ戦士なのだろう。平原の魔物にも、まったく動じていなかった」
すいません。
途中馬のモンスターとヘビに囲まれて全滅しかけました…_| ̄|○
そんな楽勝でもなかったよ、と思いつつ中へ通される。
さっそく大長老を探し出し、話を聞くと。
大長老ザヤル「おやおや、またヒュムのお客さんが来たわい。今度はちぃとばかり大きいようだが。」
誰?
誰が来たの?
帝国の人間ですか?
あれ?でもちぃと大きいってことは子供ですか?
子供で帝国の人間で、破魔石のこと聞きたがるような人間って…もしやラーサー様ですか?
ラーサー様が来たの?
あらまぁ。
先を行くお子様ね。
で、大長老に話しを聞くものの、分からないと答えられる。
どうやら最長老に話を聞くしかないらしい。
ついでに、戦士長にジャヤの木片を渡してほしいと頼まれる。
自分で行けやー。
そう思いつつ、戦士長に渡し、改めて最長老の下へ。
最長老「そなた、この破魔石を使ったのだな?」
アーシェ「私ではないのです。私には扱い方がわからず、それで――」
最長老「ほう、どう使うか知らんのか。」
だから教えてくれよ。
最長老「ならばガリフと同じよの」
えっ(゜□゜;)知らんのかい!!!
最長老曰く、昔神様はガリフに破魔石を渡したが、使えず、神様は失望し、それを取り上げ、そしてヒュムの王に渡したらしい。
ヒュムの王はそれを使って乱世を乗り切り、覇王と呼ばれるようになったらしい。
ほほぉ…そんな経緯が。
最長老「覇王レイスウォールの血を引くそなたが破魔石を扱えぬとは。」
そんな傷をえぐるようなこと言うなよ…。
アーシェ「待ってください。では、あなた方は破魔石の扱い方を――」
最長老「まことにお恥ずかしい。せっかく覇王の末裔とお会いできたというに――何ひとつ教えられん。もっとも使い方がわかったとて、どうにもならぬよ。その石は長年たくわえたミストを放ち、力を失っておる。再び使えるようになるのは、そなたの孫子の代かのう」
折角苦労して手に入れた石は何の役にも立たないらしい。
残念なり。
そのとき、入口からラーサー登場。
まだいたの、あなた!
アーシェ「ブルオミシェイスへ!?」
どこやねん。
ラーサー「明日にでも発ちましょう。護衛が戻るのを待つ予定でしたが、ここでお会いできた幸運を生かしたいんです。大戦を防ぐために、あなたの力を貸してください」
アーシェ「大戦――?」
ラーサー「オンドール侯爵が、わが国に対抗する反乱軍――失礼、解放軍を組織しているのはご存知ですよね。」
どうやらオンドール侯爵の解放軍に、ロザリア帝国がついちゃったらしく、宣戦布告してきたらしい。
ラーサー「大僧正アナスタシス猊下が承認して下されば――あなたは正式に王位を継ぎ、ダルマスカ王国の復活を宣言できます。女王として、帝国とダルマスカの友好を訴え――オンドール侯爵を止めてください」
アーシェ「――友好っ!?勝手なことを!そちらから攻めてきて、何もかも奪って、それを水に流せとでも!?」
アーシェさんの言うことは一理ある。
あるんだが…。
アーシェ、王様に向いてないよ。
そんな直情的な人は。
ぜったい腹芸とはできないだろうなぁ、この人。
ラーサー「戦場になるのはダルマスカなんです!ラバナスタを第2のナブディスにしたいんですか!兄は破魔石を持っているんです!」
圧倒されるアーシェ
圧倒されてどうする…。ほんっと、王様業向かないな〜この人。
ラーサー「すみません。図々しい話です。血が流れない方法を、他に思いつけなくて――。信用できないのであれば、僕を人質にしてください。」
ほんとにいくつだオマエ。
少年らしいヒロイズムを持ってるようですが、それにしたって、いくつなんだ君は。

そして夜、またもやラスラの幻を見るアーシェ
アーシェ「ラスラ――!」
ヴァン「あの人が見えたのか。王墓の時みたいに。」
実はヴァンだったというオチ。
アーシェ「やはりあなたにも――でも、どうして」
ヴァン「変だよな。オレ、アーシェの顔だって知らなかったぐらいで――王子のことなんて、なんにもわからないのにさ。もしかしたら――オレが見たのは兄さんだったのかもしれない」
アーシェ「バッシュから聞いたわ。」
ヴァン「降伏間際に志願したんだ。馬鹿だよ。負けるってわかってたのに」
どうやらヴァンの中では、徐々にお兄さんのことは決着がつきつつあるらしい。
アーシェ「守ろうとしたのよ」
ヴァン「死んで何が守られたっていうんだ」
…まだついてないかな。
ヴァン「お前は納得できたのかよ。王子が死んだ時。帝国が憎いとか、仕返ししてやるとか――怨みばっかふくらんで――けど、その先は全然。どうせなんにもできやしないって、気がついて、空しくなって。そのたびに兄さんを思い出して――オレ、そういうの忘れたくて、とりあえず『空賊になりたい』とか――景気いいこと言ってたんだろうな。兄さんの死から――逃げたかったんだ。アーシェについてここまで来たのも、きっと逃げたいからなんだ」
いやでも、結構自分の気持ちは整理できてきたらしい。
ヴァン「でも、もうやめる。逃げるのはやめる。ちゃんと目標みつけたいんだ。オレの未来をどうするか、その答え。アーシェと行けばみつかると思う」


主役交代宣言(違)


ヴァンがつれて行くんじゃないんだ…。
アーシェが引き連れていくんだ。
てことはだ。
FF12は実質上アーシェの物語ってこと?
どうなのその辺。

アーシェ「みつかるかな――」
ヴァン「みつけるよ」

とりあえず。
アーシェ、丸くなったな。
お前呼ばわりされても怒らなくなったし。
これからどう変わっていくのか、楽しみではありますね。

さて、夜が明けて、ブルオミシェイスへ行くことを決意するアーシェ
その後姿を見るバッシュバルフレア
バッシュ「神都ブルオミシェイスはヤクト・ラムーダの北部だ」
確かヤクトって、飛空艇が飛べないところだったよな?
バッシュ「ヤクトに入れば、飛空艇による追撃は避けられるか」
バルフレア「望み薄だな。リヴァイアサンはヤクト・エンサを飛び越えて直接レイスウォールの墓へ乗りつけた。」
そうそれそれ。
それ私も不思議だったのよ。
何で現れたのか。
バルフレア「ヤクトでも飛べる新型飛空石――可能にしたのはどうせ破魔石だ。ったく、奴らが必死で狙うわけだよ。」
なるほどね〜。
だから追いつけたのね〜。
バッシュ「それではきみこそ何が狙いだ?同道してくれるのは心強いが」
バルフレア「破魔石を奪う気じゃないかって?まあ仕事柄、疑われるのは慣れてるが。今そんな気は欠片もない」
今ってことは、そんな欠片があったことがあるのか?それともこの先出てくるんですか?
気のおけない人ね。
バルフレア「何なら剣にでも誓おうか?」
無理だ。
君は銃装備だから。

バッシュ「――すまん。殿下はきみを頼っている。真意を知っておきたかった。きみが石にこだわっているように見えてな」
バルフレア「物語の謎を追う――主人公なら誰でもそうだろ」
…やっぱり主人公はヴァンではなくバルフレアなんだろうか…。
そんな気はするのよねー。
ヴァン全然目立たないし。
とりあえず、ここでラーサーがゲストとしてパーティイン。
旅立つ前に、戦士長のスピネルから餞別として、ボウガンオニオンシャフトを貰う。
や〜これ買えなかったから嬉しい〜♪(お金足りなくてね…)
ついでに一回だけチョコボをタダにしてもらったそうなんですが。
レベル上げのために乗らない私。
まずは、ヴァンバッシュがレベル30以上になるまで、そして、他のメンバーが20以上になるまでしばらくレベル上げを繰り返す。
あと、装備品を整えなくちゃね。



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